5月18日
こんにちは。最近は結構暑いですよね〜
先週は、日本語版の点字が使われ始めたのはいつ?という問題でした。
日本で点字が使えるようにしたのは、『石川倉次(いしかわくらじ)』という人物です。
1887年頃、発明しました。
その点字がだんだん使われるようになっていったのは、1890年のこと。明治23年です。
11月1日、日本の盲人用文字として採用され、日本点字制定記念日となっているそうですよ。
というわけで、先週の答えは、②1890年頃でした。
さて、今日は5月18日です。518というのは、アンタッチャブル数というものに当てはまります。今回はこのアンタッチャブル数について紹介しましょう。
まず、アンタッチャブル数というのは、「一つの正の整数の約数の和として表現できない正の整数」のこと。例を示します。
例えば、4はアンタッチャブル数ではありません。だって、9の約数の和として表現できるからです。ちなみにこの約数というのは、自分自身は含みません。9の約数は、1と3です。この和は4になります。
とにかく、ある整数があって、それがある整数の約数の和で表現できてしまったら、最初のある整数はアンタッチャブル数ではありません。
逆に、ある整数があって、それがどんな整数の約数の和でも表現できなかったら、そのある整数はアンタッチャブル数なんです。
なんだかごっちゃごちゃですけど、結構このアンタッチャブル数って、そこまで珍しくないんですよね。
それと、アンタッチャブル数というのは偶数が極端に多い感じがします。奇数だと、まだ「5」しか見つかっていないとか.....
5が唯一アンタッチャブル数兼奇数なのかは、未だ未解決らしいです。
そしてこのことは、この前紹介したゴールドバッハ予想にも繋がっていて.....
この約数に関する数学の話題は、結構多いんですね。整数を表す元素的な存在。無限の数の広がりを味わってみてはいかがでしょうか。
本日のクイズはお休みです。
だんだん夏になっていきますが、暑さに負けずに張り切っていきましょう!