12月6日

こんにちは。今年も残すところ1か月となりました。

 

さて、今日12月6日は、トーマス・エジソンが蓄音機を発明して音を録音し、再生することに成功した日で、音の日と名前がついています。

音を録音するというのは現代では当たり前のようにしていますが、冷静に考えたらすごいことですよね。

今回は、そのというのに着目して話を進めていきます。

 

音って、波で表されますよね。

音は空気中で振動として伝わり、それが鼓膜の振動を起こすことで人は音が鳴ったと認識します。その振動は一つの波で表すことができます。

しかし、その波というのはきれいで滑らかなものではなく、複雑な形をしています。

その複雑な波をある程度簡単な形で表せないかと考え出されたのが、フーリエ変換です。

上の図では、3の三角関数の式を足し合わせて(青)一つの波ができています(黒)。要するにフーリエ変換は、黒から青を導く手法ということです。

その具体的な方法は大学数学レベルなのでちょっとここには載せませんが......

1個の波からそんなことできるなんてすごいですよね。

また、フーリエ変換は音にだけではなくて、画像の解析、そして数学の道具としても役立っているそうです。

そんなすごいものを生み出したのは名前から分かる通りフーリエさん(フランス)なんですけど、彼は昔、エジプトに遠征したことがありました。

その時にエジプトの暑さに慣れてしまい、フランスに帰ってきた時フランスの寒さが嫌になってしまったそうで。

部屋を締め切って、包帯で全身ぐるぐる巻きにしてまるでミイラのような生活を送っていたそうです。

自分の思考力のためだった、としても、結局そのことは彼の身体に負担をかけて、彼の死期を早めたと言われています。

大胆な人ですね。

 

フーリエ変換について紹介しました。込み入った話は難しくなりすぎるので割愛しますが、興味のある方はぜひ。

さて、来週も張り切ってすごしていきましょう!