3月15日
みなさんこんにちは。すっかり卒業シーズンになりましたね。ここでは突然暖かくなったり寒くなったりするので春が来るのか夏が来るのか季節が戻るのかと騒いでいるところですが、みなさんはどうですか?
...さて今日のお題ですが、ジョゼフ・プリーストリーという人物をみなさんは知っていますでしょうか。
イギリスの学者さんで、生涯でいろいろな功績を残しているそうです。そしてプリーストリーの誕生日は...3月23日。1週間後ですね。
僕がプリーストリーの話を持ってきたのは今日が誕生日だからではなくて、プリーストリーが生涯最大と言われる功績を残したのが今日だからです。
そしてその功績というのが、『酸素の発見』というもの(プリーストリーが最初とは断定できないそうですが...)。
あまり化学のことはわからない(=できるだけ深く触れたくない)ので、ざっくり説明することになるのですが...
プリーストリーは酸化第二水銀っていう物質を加熱したんですね。そしてプリーストリーは気が付きました。
『加熱して出てきた気体が、燃焼を激しくしている...!?』
みたいなことです(雑)。当たり前ですが酸素が火に触れると火は激しく燃えますよね。
その気体の中にいるとネズミが長生きしたり、プリーストリーは新たな気体を発見したんですね。それこそ酸素です。
...ところで、当時は『フロギストン説』という説が主流となってしました。
フロギストン説とは、『物質は灰とフロギストンという物質が組み合わさってできている』というものです(詳しくは検さk(ごめんなさい)。
例えば金属(金属灰+フロギストン)に関しては、燃やすとフロギストンが放出されて灰が残る。なんだか正しそうに思えてしまいます。
実際間違ってるんですけどね。
プリーストリーはこれを信じていました。そしてさっき酸化第二水銀を燃やして酸素が出てきましたが、プリーストリーはそれこそがフロギストンなのだと考えました。
そして名付けたんです。『脱フロギストン空気』と。
実際先程話したようにフロギストン説は間違っていました。しかしフロギストン説が否定されるようになってもプリーストリーはこれを信じ続け、科学会で孤立してしまったとか。
ただそんなプリーストリーですが、プリーストリーは他にも二酸化炭素やアンモニアを発見していたり、一見現代的に思えますが炭酸水の発明をしたのもプリーストリーなのだそうです。何度も言いますが僕は化学のことはあんまり知りません。ただこれだけ見れば化学界に大きな影響を及ぼしたように思えます。
今回は以上です。それでは来週も頑張っていきましょう!