3月8日
みなさんこんにちは。しばらくお休みをいただいていました。
一瞬春が来たと思ったんですが、とりあえずここではすぐに寒くなってしまいました。
さて、今日、3月8日は『散髪の日』という記念日です。
愛知県の犬山市にあるsaloon hairという美容院が制定した記念日で、「3(さん)8(ぱ)つ」という語呂合わせにちなんだものらしいです。
...語呂合わせの記念日っていっぱいあるイメージですが、想像以上にたくさんあるんですよね。
そんなことはいいとして、今回は散髪にまつわる数学のパラドックスを紹介します。
床屋のパラドックス。耳にしたことはあるでしょうか。
次の文章を見てください。
『ある床屋を営んでいる男は、こういった。
「私は、自分でヒゲを剃る男のヒゲは剃らないが、自分でヒゲを剃らない男のヒゲは剃る。」』
...パラドックスはいわゆる矛盾ですね。上の文章で矛盾している部分はあるでしょうか。実際に2つの場合に分けて確かめてみましょう。
まず、その男は自分でヒゲを剃らないとしましょう。だとすると、それは『ヒゲを剃らない男がいる』判定なので、男は自分でヒゲを剃らなければならなくなります。...これだと、はじめと終わりが明らかに矛盾しています。
ではその男は自分でヒゲを剃るとします。...しかしだとすると、それは『自分でヒゲを剃る男がいる』判定。あの人の言い分では自分で剃るなら剃らないってことになっているので、これもはじめと終わりが矛盾していますよね。
こんなふうに、どの場合においても矛盾してしまうのでこれはこの床屋を営んでいる人の言っていることがおかしいんですよね。
...まあ、はっきり言えばただの屁理屈かも...?
とにかく、こういう素っ気ない文章も論理的に考えたら変なところが見つかったりするんですかね。そういうのが僕は好きです。
またこれから、よろしくお願いします🙇♀️