9月6日

こんにちは。8月が過ぎましたが依然暑いままです。でも昨日は学校の帰り道結構すごい涼しくてびっくりしました。台風の影響で雨が直前まで降っていたのでそのおかげですかね。

 

さて、本日9月6日はイギリスの物理学者であるエドワード・アップルトンの誕生日です。ノーベル物理学賞の受賞歴があるそうです。

アップルストンの功績の一つ、それは電離層までの距離の測定です。

電離層とは⋯上空にある層。熱圏の中にある。電子密度が高い。

地球の大気は4つの層にわかれています。大気圏、成層圏、中間圏、熱圏です。この中でもっとも高い位置にあるのが熱圏です。

例えば対流圏は私達が上空ほど寒いというように言っている層で、一番低いです。雲ができる層でもあります。

成層圏は大まかにいえば上空ほど気温が高いです。またオゾン層があって、人間にとって有害な紫外線をカットしてくれています。電離層でも、紫外線を吸収して電離という現象が起こっています。

なので、成層圏と熱圏では上空ほど気温が高く、対流圏でのイメージとは裏腹に地球の最も上空の場所ではめちゃくちゃに暑いです。

 

また、電離層の影響の一つとして電波に関するものがあります。具体的な例で言えばラジオなどです。ラジオの電波は電離層によって反射されることで遠くの場所にも届くことができます。

しかし、地震などによって電離層に異常が起きると、その電波の運搬にも影響が起きることがあります。太陽フレアなども原因の一つです。

他にも、夜間はラジオが遠くまで聞こえたりするのも電離層の影響です。

普段あまり聞かない電離層という言葉ですが、身近な現象に関わっている部分があるようです。気になったら調べてみてください。

 

今回は電離層について紹介しました。それでは、来週一週間も明るく過ごしていきましょう!