2月17日
こんにちは。だんだん暖かくなってきており、平年より早い春の到来を感じさせます。
先日は、総和からの出題でした。
まず三角数の名前の由来について。
● ○ ○ ○
● ● ○ ○
● ● ● ○
1から3までの自然数の総和を考えます。上の図で、●の数が一番上の行からから1、2、3個となっています。要するに、この三角形を成している●の個数を求めれば良いわけです。4までのときは、一番下に4つ●を描けば良いですね。
三角形の面積を求めるには、合同な三角形を2つ組み合わせて、長方形にすればよかったですね。なので、右に○で描いてある三角形をくっつけます。
この時、2つの三角形をくっつけてできた長方形を成している点の個数は、
$$3×4=12$$
となります。あとは、これを2で割れば良い訳です。
$$12÷2=6$$
三角形の公式をそのまま使ってしまうと、$3×4=12$が$3×3=9$となってしまうので、注意が必要です。
これらの計算をnまでの自然数で行うと、
$$\frac{n(n+1)}{2}$$
となるわけです。
では本題の奇数の総和ですが、実はこう図に示すことができます。
① ② ③
② ② ③
③ ③ ③
左右反対のLの字が左上から並んでいます。○の個数はそれぞれ1、3、5個となっているので、これは奇数の総和ということになります。文字式化すると、
$$nまでの奇数の総和=nまでの奇数の個数^2$$
ということになるんです!
1から100までの奇数の個数は50個なので、
$$50^2=2500$$
となり、答えは2500になります。
さて、本日2月17日は、『天使の囁きの日』です。
昭和53年のこの日、北海道幌加内町の母子里(もしり)で、日本観測史上最低気温に及ぶ-41.2℃を記録しました。
ただ、気象庁の公式の観測対象ではなかったため、非公式だったそうです💦。
ところで、この『天使の囁き』という名前の由来についてですが、実はある気象現象に由来しています。ということで、こんな問題です。
『天使の囁き』は、何を表している?
①ダイヤモンドダスト❄②彩雲🌈